7/01/2013

2013年の後半戦が始まった

7月1日、文月、半夏生。
1月1日から指折り数えて180とちょっとの日数が過ぎた。
「もう1年の半分が終わってしまった」
そんな言葉と、
「きょう、今年の後半が始まった」
こんな言葉。全く同じ7月1日を表現しているにも関わらず、二つの言葉と意識が向かう方向は180度異なる。前者は過去を、後者は未来を。
僕も含めた多くの人は前者のような過去マインドに陥っていることが多いように感じる。何もしていないときに考えることは過去の思い出話であって、それが楽しかった旅の話であれ悲しかった失恋の話であれ、考え始めると抜け出せない。


過去のことはそれを理解したり考えたりするのに充分な時間と言葉があるから鮮明だ。反対に未来のことや現在進行形のことはどう表現していいのか不確定でぼんやりしている。だから僕達の思考は簡単に思い出話を繰り返す。明日は今日の思い出話を、明後日は明日の思い出話を…そんなふうに、明確な昨日を整理することでいっぱいいっぱいになる。


でも、時折、僕たちは未来の話をすることもある。それが季節や暦の区切り。カレンダーをビリっと破った瞬間や、新しい季節の訪れを感じたとき。
1月1日には僕達は新年の豊富(New Year's resolution)と称して今年一年にやりたいこととか達成したいことなんかを高らかに宣言する。「夏が来ました」とニュースで聞けば今年は海に行きたいねとか花火やりたいねといった話に花が咲く。


季節に敏感になることは、僕達の抗い難い過去思考に歯止めをかけてくれる。
「できなかった…」という話より「したいよね!」という話をさせてくれる。
昔話より未来話をもたらしてくれる。
もしも、ちょっと昔のことに囚われているなー…と感じるのであれば、カレンダーを見つめたり散歩をして季節の移ろいを感じたりしてみる。そうすると、やれなかったことを悔やむ時間よりも、やりたいことがふつふつと心に浮かんでくることも多いんじゃないかな。


東南アジアで迎えた前半戦は終了。(→東南アジアで迎えた新年
2013年の後半戦が始まった。
僕のA Half-Year resolutionは引き続き、Think, Play, Loveで。
それにさらにTalkを加えて、ひとりよがりにならないようにたくさんの人との対話を通じて様々なことを考えたい。日々を楽しみたい。大切な人を愛せるようになりたい。




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