4/04/2012

Books

春休みは、たくさんの本を読んだ。

新しく読んだものも、改めて読み返したものも。
旅本が多いけれど、雑誌もあり(立ち読みしたものを含めれば、軽く10冊は超える。)、聖書もあり(クリスチャンではない。香港でもらって暇だから読んでた。)、カメラ本もあり、哲学書もあり。写真はその中から何冊か。
今読んでいるものは真ん中に写っているショーペンハウアーの「幸福について」。難しいけれど自分と同じ価値観を持ってる人に読んで欲しい一冊。
あとは松浦弥太郎の「場所はいつも旅先だった」。本は好きだった人からもらい、好きになった人にあげちゃった。


いつから本が好きになったのかわからない。
けれど、本の虫とか、そんな感じの学生ではなかった。
国語のテストはいつも点数が悪かった。この時の主人公の気持ちを答えろ、という問題に対してすごーく自分で考えた結果と模範解答なんかが違い、納得いかないことがたくさんあったから、国語は嫌い。
でも本を読むことは嫌いではなかった。
特に好きだったのは、主人公が同い年ぐらいの小説。そんな小説の主人公の考え方と自分自身を対比したり同化したりして、楽しんでいたんだと思う。
あとは、人間の真理が描かれている小説。それは得てして恋に「落ちた」(恋を「した」ではない)人の物語や、純粋な少年少女の話、人生を悟った中年のストーリー。山田詠美とか重松清とか。彼らの本はいつ読んでも色褪せることがない。

次は何を読もうかと迷うこの瞬間が、とにかく、楽しい。

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