3/19/2012

真澄あらばしり

今日の新聞の朝刊の片隅に、友人宅のことが載っていた。といってもそれは、彼の実家が日本酒の醸造所で、今年しぼりたての生原酒が出来ましたよーという広告のこと。
長野は諏訪にある宮坂醸造が作る日本酒「真澄」。新聞広告の見出しには「純米満開」の言葉と共に今年1月に出来たばかりの「純米吟醸あらばしり」が掲載されていた。

すぐに友人にメールを送り、新宿伊勢丹で現品を購入。彼からの返信には、「今年はあらばしりを醸造するのは大変だった。それは今年はすごく寒くて、発酵がほとんどとまってしまい…」と実際にこの一本を作るのに携わっている彼や杜氏だから知っている話が。昨年の秋には実際に長野諏訪にある醸造所を訪れ、酒蔵を見学させてもらい杜氏の方から色々お話を伺い、夜には酒盛りをして楽しい時間を過ごして…そんなわけだから普通に飲んでも美味しいこの日本酒から、作り手の気持ちや物語も伝わってきて自分にとって特別なものとなっている。

きっと、これからもいろいろな酒を呑むだろうけれど、日本酒は、真澄。
これは一生かわらない僕の中のこだわりのモノ。

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