350m地点の天望デッキ、さらにその上450mにある天望回廊からの眺望。好天に恵まれ本当に素晴らしかった。東京の街が見渡せ、遠くには富士山も見え、房総半島・三浦半島も見え、関東平野がすべて眼下にあるようだった。
この場所から見えるものは景色だけではない。
普段とは違った視点に立つことで、忘れていたり見えなくなっていたたくさんのものに気がつき、訪れた人々は指さしながらそれらを語り合う。
「思い出」だ。
小さい子供がお母さんに言う。
「タワー・オブ・テラーが見えるよ―!」
おばちゃんの軍団が陽気に喋る。
「箱根も見えそうねぇ。」
お父さんが子供達に話しかける。
「あれが今日乗ってきた電車だよ。」
若い夫婦が指さしながら目を凝らす。
「家はあそこら辺かな、見えるかな。」
「思い出」がよく見える場所。素敵な場所だと感じた。
鳥は、もっともっと高いところからの眺めを知っている。けれど、彼らが人間と同じ感性を持っていたとしても、高さだけから得られる感動は少ないだろう。どんなに高くて見晴らしの良い場所に昇っても、低い場所での毎日がなければそこでの感動は半減する。
東京スカイツリーでの感動 = (地上での思い出 × 高さ) ÷ 2
来月、家族とスカイツリー行く予定です!
返信削除感動の方程式、本当かどうか確かめてくるw
そのためにも低い場所での毎日を頑張ろう。
匿名さん
返信削除コメントありがとう!
方程式、確かめてみてください:)