2/05/2011

夕焼け空を見上げて

サンフランシスコは夕日が綺麗だ。

自分の住んでいるWestportalはサンフランシスコの中でも少し標高の高い場所に位置しており、
太陽が沈む西側のオーシャンビーチまで一望できる。

勉強を終え家まで帰る途中の道でふと西側の空を眺めたら
心が洗われるような赤く、深く、輝くような夕焼けが見えた。



昔見たドラマ「オレンジデイズ」の中で主人公の女の子が言った台詞

「やりたくもない仕事で一日働いて、帰り道に見上げた空の夕日がキレイで、
それだけで生きていて良かったとは私は感じられない。」

人生における「岐路」は誰にでもあって、多いに悩むもの。
常に自分の好きな事ややりたい事が自分の進む道の先に続いているのであれば、それほど幸せなことはない。
けれど時には岐路に立ったときに決断を強いられて、不本意な決定をしてしまうことも沢山あると思う。

やりたくもない仕事に就いたとしても、投げ出さないこと。
目の前の現実に、全力になること。
そして、やり直しはいつでも出来るんだということ。
それがきっと、自分のやりたいことへの最短ルートになるはずだから。

大変で辛い日々を少しでも幸せにするために、綺麗な夕日を眺める。
夕日の存在意義がそうであっても良いような気がする。



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