3/20/2011

遠く離れたアメリカから出来ること。

今回の地震で日本は本当にたくさんのものを失った。
昨日の夜に母親から来たメールで、東北地方のまさに地震と津波に襲われた地域に旧友が住んでいたことを知った。同じ社宅に住んでいて、毎日遊んでいた幼馴染だ。未だに連絡が取れないという。

地震発生以来、全くもって生産性のない、不抜けた人間になっている。
毎日寝込んでるとかそういうわけではない。授業にも出て、友達と遊んで、チャリティー活動にも参加している。
しかし、なにか一つに集中することができていない。

日本のためになにか行動をしよう、という気持ちと
今できる生活を普通にこなそう、という気持ちと
何もかも忘れて知らぬふりして過ごそう、という気持ちが交錯している。

今回の災害は長期戦になる。
発生から一週間が経った今は本当にたくさんの人がボランティア活動やチャリティーを通じて日本のことを考えてくれている。
でも、2ヵ月後、3ヶ月後はどうだろうか。
忘れることはないだろうが、きっと普段の生活を取り戻している。

でも、被災地の崩壊した街はそんな短期間では元には戻らず、
失われた命は一生戻らない。

この先ずっと、そんなことを考えながら生産性のない日々を過ごすことになるのだろうか。

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