7/11/2011

Under the Spanish Sun

今、僕は今スペインのサラゴサにいる。日差しが本当に眩しく、昼過ぎのシェスタの時間には街はゴーストタウンのようになる。
しかし、夕方8時を過ぎて日差しが弱まってくるとどこから湧いてきたのか...と驚いてしまうほど人が街に溢れ、カフェやタパスバーでたむろしている。

アメリカのどの都市とも、ロンドンともパリとも異なった、とてもユニークな文化と空気がこの国には溢れている。

この街でも、友人の家に泊めさせてもらっている。
彼女のお父さんお母さんは英語喋れないのだけれど、とても素晴らしいもてなしをしてくれる。
日曜日の昼にはお父さんが本場のパエリアを大鍋で作ってくれた。今までで食べたどんなパエリアよりも美味しかった。

昨日は車で2時間ほどのところにあるテルエルという街で行われるフェスティバルに友達と行って来た。
それはパンプローナの牛追い祭りと並べて称されるほどスペイン人には有名な祭りで、ほとんど旅行者の来ない、とてもローカルな祭り。
町の人や参加者はみな白い服装を来て、ワインを片手に街の広場に集まる。
そこにある高さ5mほどの塔。そのてっぺんにある牛の銅像。
この塔を登り、街の若者が赤いハンカチを牛の首に巻きつけると、フェスティバルははじまる。
広場を埋め尽くす人々は一斉にワインをぶちまけ、水鉄砲に入れたワインを辺りのひとに噴射し、ベランダから水やワインを浴びせかける。
とにかくもうクレイジーとしか形容のしようがない祭りであった。



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