7/28/2011

ケルンにて

スペインでの陽気な日々から一転、曇り空と肌寒さを感じるドイツはケルンに到着。
スペインでは持ってこなければよかったなーなんて思っていたダナーのブーツと、ノースフェイスのジャケットを着て街を散策。
わずか3時間たらずの飛行機で、全く違う言語を話し、文化を持ち、気候も違う場所に来てしまった。

ドイツの中でも比較的大都市と呼ばれてるここケルンは、大聖堂が街の中心のそびえている。
ケルン大聖堂Domは、ドイツ最大級のゴシック建築。街のどこからでも見ることが出来るその尖塔は、どこかバルセロナのサグラダファミリアを思い出させる。

街を二日間ほどあてもなく歩いて思ったことが、どことなくこの街は日本と似ているということ。
旧市街もあるけれど、新市街では日本の原宿のようなショッピングストリートがあり、建物も近代的。
人々のライフスタイルも、lazyでhappyなスペインやサンフランシスコのものとは違い、どこか規則正しく、レールの上を淡々としかし力強く走りゆく鉄道のようなイメージを感じた。

留学中に、僕の親友はドイツ人であった。
それは、彼のなかになぜか似た雰囲気や価値観を感じたからだ。
いま、このドイツの街で、その時に感じた雰囲気を町の人々からも感じる。

7/26/2011

Ever-growing country

長い長い帝国の時代と、イスラムの歴史と、内戦と…
時代時代に激変があったスペインは、強く強く輝く太陽のもとで、成長・進化・変化をし続けている。



7/16/2011

Montserrat

For whatever reason, I climbed a mountain after visiting and praying at the Basilica in Montserrat.
The highest point on the mountain at St. Jeromo 1236m - COMPLETED-


7/13/2011

カタルーニャの空気

カタルーニャは、スペインではない。
カタラン語は、スペイン語の地方訛りではない。

この二つのことを、ホストしてくれる友達に何度も何度も何度も聞かされた。
スペインの北東部に位置するカタルーニャ州は、スペインの中でもかなり異質だ。
ここに住む人は、スペインの他の州と同一視されることを本当に嫌い、彼らの文化や言語を大切にしている。

サッカー好きの人は、クラシコという名前で広く知られているバルセロナ対レアル・マドリードの試合をもちろん聞いたことがあるだろう。
この試合が伝統的だと言われている背景には、ただその両チームがスペインを代表する強豪チームであるからという理由だけではなく、このカタルーニャ州の首都バルセロナとスペインの首都マドリードという同じくにないであるけれどお互いに忌み嫌っている地区同士の戦いであるから、サポーターも応援に熱が入る。

今滞在している友人の家は、バルセロナから電車で2時間弱程のところにあるジローナ。
ここはバルセロナほどの観光地ではないために、より一層、カタルーニャ愛の強い人が多いと友達は言う。
なるほど、街をあるけばカタルーニャ州の州旗と、FCバルセロナのチームカラーが至る所で見られる。

スペインの中の異国、カタルーニャ。
ここの空気は他のスペインとは似て異なるもののようだ。

7/11/2011

Under the Spanish Sun

今、僕は今スペインのサラゴサにいる。日差しが本当に眩しく、昼過ぎのシェスタの時間には街はゴーストタウンのようになる。
しかし、夕方8時を過ぎて日差しが弱まってくるとどこから湧いてきたのか...と驚いてしまうほど人が街に溢れ、カフェやタパスバーでたむろしている。

アメリカのどの都市とも、ロンドンともパリとも異なった、とてもユニークな文化と空気がこの国には溢れている。

この街でも、友人の家に泊めさせてもらっている。
彼女のお父さんお母さんは英語喋れないのだけれど、とても素晴らしいもてなしをしてくれる。
日曜日の昼にはお父さんが本場のパエリアを大鍋で作ってくれた。今までで食べたどんなパエリアよりも美味しかった。

昨日は車で2時間ほどのところにあるテルエルという街で行われるフェスティバルに友達と行って来た。
それはパンプローナの牛追い祭りと並べて称されるほどスペイン人には有名な祭りで、ほとんど旅行者の来ない、とてもローカルな祭り。
町の人や参加者はみな白い服装を来て、ワインを片手に街の広場に集まる。
そこにある高さ5mほどの塔。そのてっぺんにある牛の銅像。
この塔を登り、街の若者が赤いハンカチを牛の首に巻きつけると、フェスティバルははじまる。
広場を埋め尽くす人々は一斉にワインをぶちまけ、水鉄砲に入れたワインを辺りのひとに噴射し、ベランダから水やワインを浴びせかける。
とにかくもうクレイジーとしか形容のしようがない祭りであった。



7/05/2011

from Paris

現在、パリ。
6月の頭にサンフランシスコを出発して、もうすぐ一ヶ月。
家なし生活で、ホステルに泊まったり友人の家を渡り歩いたりさせてもらっているけれど、まぁなんとか生きている。

自分の性質を一言でたとえるならば、水。
どんなところでもサラサラと流れていき、無難に馴染むことが出来る。
放浪旅行やバックパッカーというのが性にあっているようだ。